エンタメ作品のあらすじを偏屈おじさんが少しエンタメ風に紹介する「エンタメ風☆あらすじ紹介」。
今回は「特集ドラマ｜広重ぶるう」第2話のあらすじ・感想を紹介します。
前回の話（第1話）はこちら
ドラマ「広重ぶるう」全話あらすじはこちら
それでは早速いってみましょう！
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- 特集ドラマ｜「広重ぶるう」とは
- 広重ぶるう｜第2話｜あらすじ
- 広重ぶるう｜第2話｜感想
- 広重ぶるう｜第2話｜名言迷言ダイジェスト
- 広重、火消し（武士）をやめるってよ
- 歌川広重「同じものを見ても人によって”見えてるもの”や”描きたいもの”が違う、それが絵だ」
- 歌川広重「国貞師匠は美人画のどんなところが好きで？」歌川国貞「さあ？女は見るのも遊ぶのも好きですが、女を描くのが好きではない」
- 歌川国貞「わたしら絵師は職人ですから好きなものを考えても仕方ないでしょう。絵で食べていくことはそういうことでしょう」
- 歌川広重「もう（絵師を）やめる！」佳代「承知しました。火消しをですね！」歌川広重「？！」視聴者「？！」
- 佳代「私は雨の日が好きでございます。雨の日は火が出ませぬゆえ。火事場に行くお前さんを案ずるより、明日の米を案ずるほうがずっといい！」
- 歌川広重「家督は仲次郎に譲ります。八朔の御馬進献の議にて京に参るお役目までとし隠居いたします」
- 広重、東海道を歩いて京へ！東海道五十三次爆誕…‼︎
- 語り「広重は最後の務めを果たすべく京へと向かった」
- 竹内孫八「日本橋から京まで東海道五十三の宿場を描いて頂きたい」歌川広重「東海道？膝栗毛のあの東海道か？」竹内孫八「はい」
- 竹内孫八「さんざん挿絵に描かれて手あかまみれの十返舎一九の東海道をそろいで出すんです。万が一売れなくても大きく外すことはない」
- 歌川広重「質屋の縁でつながった俺に保永堂さんは店の船出をかけてくれる」
- 竹内孫八「仮にも絵師ならば今日へのお勤めの途中、画帳に絵を描き留めているはず。初めての旅、初めての海、山。空。腕がうずかぬわけがない」歌川広重「それで俺を？」竹内孫八「お上の銭でじっくり東海道をご覧になってきたことでございましょう」
- 竹内孫八「つましく暮らすつまらぬお人ゆえ描ける絵もございましょう」
- 竹内孫八「絵を買うものもつましく暮らすつまらぬ民がございます」
- 歌川広重「いいか。日本橋から箱根を超えて富士を見てよ。天竜川超えていくつも橋を渡って今日に着くまで55枚も描くんだ。朝。昼、晩、いろいろな絵があっていいだろ。それに雨、風、雪、天気も季節も変えて絵組しようと思ってな」
- 竹内孫八「己に才がなきゃ人の才を借りる。人に任せられる。さすが火消しあがり。一人じゃ火は消せませんからね」視聴者「…（火消エピソード胸熱すぎ！）」
- 歌川広重「俺はやっぱり晴れた日が一番好きだ。なんたって空が青いからよ。俺の描きてえ青が見上げたら一面に広がってる」
- 竹内孫八「（歌川）広重師匠は温かい目でものを見るから広重の錦絵には”人の情け”がみえる。だから見る人の心も動くんでございましょう」
- 佳代「どうか主人（広重）のこと末永くお願いいたします」竹内孫八「（面倒みますよ）銭になるうちは」佳代・孫八「ワハハハハハ」
- 広重、火消し（武士）をやめるってよ
- 結び
- 作品情報
特集ドラマ｜「広重ぶるう」とは
阿部サダヲさん演じる主人公「歌川広重」の人生を描いたテレビドラマ。
2024年3月にBS放送「特選時代劇」として放送されて話題を博し、2024年6月23日（日）から3話構成で地上波放送されています。
詳しくはこちら！
広重ぶるう｜第2話｜あらすじ
初回放送日：2024年6月30日
広重（阿部サダヲ）は大金を賭けて書画会を開くが、そこに訪れた美人画で有名な歌川国貞（吹越満）の人気にかすんでしまう。その帰り道、質屋から出てくる妻・加代（優香）を見つける。しかし加代は広重を気丈に励まし、武士を辞め浮世絵に専念することを後押しする。広重は最後の武士の勤めとして東海道を下る。そして、加代がつないだ縁の保栄堂の竹内孫八（髙嶋政伸）の提案で「東海道五十三次」を描き、風向きが変わり始める！
https://www.nhk.jp/p/ts/RY51Z4J3QJ/episode/te/216R32MJWN/（公式HPより引用）※2024年6月23日閲覧
広重ぶるう｜第2話｜感想
歌川広重の生涯を描く3話構成の特集ドラマ「広重ぶるう」。
歌川広重が大好きだったので楽しみにしていましたが、お世辞抜きにめちゃくちゃ素敵なドラマだと思います。
第2話では、歌川広重の出世作である「東海道五十三次」誕生譚ということで楽しみ極まりなかったのですが、もうね、控えめに言っても最高です。
実際の「東海道五十三次」の作品を思い浮かんだシーンもいくつか登場するので、もうワクワクが止まりません！
東海道五十三次で一躍ときのひとになり、時代を代表する絵師として成り上がっていく広重の爽快成功譚は必見です！
次週はいよいよ最終回！楽しみです＾＾
広重ぶるう｜第2話｜名言迷言ダイジェスト
ここでは作中で印象的だったセリフを元にダイジェストをお送りします。
セリフは正しい記載を心がけていますが一言一句正確ではありません。
ニュアンスをお楽しみください。
管理人は記憶力がよくないんです…なるべく正しい表記を心がけますがご了承ください…！
遊び人
・・・
広重、火消し（武士）をやめるってよ
「桐島、部活やめるってよ」的な軽い感じで言うのやめてくれません？
遊び人
・・・
歌川広重「同じものを見ても人によって”見えてるもの”や”描きたいもの”が違う、それが絵だ」
広重が昌吉に放ったセリフ。
これは真理といいますか世の中において大事なメッセージなような気がします。物事をどのように見るかは大事ですよね＾＾
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歌川広重「鼻垂れ小僧を描いてもいい！」昌吉「名所絵に泣く子を（描くんですか）？」
川口屋「国貞師匠！ようこそおいでくださって！」歌川広重「…国貞！」
武左衛門「国貞はよくもまあ女の人を色っぽく描けるものだ」
歌川広重「国貞師匠は美人画のどんなところが好きで？」歌川国貞「さあ？女は見るのも遊ぶのも好きですが、女を描くのが好きではない」
国貞と広重のやりとりより。
国貞さんの爆弾発言でお茶の間もざわついたことでしょう！
歌川国貞「わたしら絵師は職人ですから好きなものを考えても仕方ないでしょう。絵で食べていくことはそういうことでしょう」
国貞と広重のやりとりより。
まあ、仕事は仕事ですからね。求められるものを描くのも大事ですよね…！
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岩戸屋喜三郎「広重さん、あんたは人が描けないんだよ」※回想
歌川広重「俺は人どころかてめぇの女房すら見えてない大馬鹿者だ。そんな奴に絵がかけるはずがない」
歌川広重「もう（絵師を）やめる！」佳代「承知しました。火消しをですね！」歌川広重「？！」視聴者「？！」
広重と佳代のやりとり。
思い詰めた広重に対して、武士をやめましょう！と元気に言い放った佳代は最強です。
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佳代「描きたい絵が見つかるまで描いてみれば良いのではないでしょうか？」
佳代「私は雨の日が好きでございます。雨の日は火が出ませぬゆえ。火事場に行くお前さんを案ずるより、明日の米を案ずるほうがずっといい！」
佳代と広重のやりとりより。
火消しである夫が危険な目に遭わない雨の日が好きって佳代さんめちゃくちゃいい人ですやん。名言中の名言と言っても過言ではないですね＾＾
このセリフはジーンと来ますね！
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歌川広重「こんな雨だ。みんな下を向いてる（だから抱き合ってても誰も俺たちのことを見ていないよ）」
歌川広重「家督は仲次郎に譲ります」
歌川広重「家督は仲次郎に譲ります。八朔の御馬進献の議にて京に参るお役目までとし隠居いたします」
広重が満を辞して家督を譲るシーンより。
いよいよ武家としての最後のお勤めです…！
広重、東海道を歩いて京へ！東海道五十三次爆誕…‼︎
語り「広重は最後の務めを果たすべく京へと向かった」
来ました！いよいよ東海道を広重が歩きます！！！
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歌川広重「すまん！どうしても描きたいんじゃ！」モブ侍「早く戻れよ！」
竹内孫八「私は東都名所の橋が素敵だと思いました」
佳代「保永堂さんという版元がお前さんの帰りをお待ちでございます」歌川広重「保永堂？」竹内孫八「保永堂の竹内孫八でございます」視聴者「…！？」
竹内孫八「日本橋から京まで東海道五十三の宿場を描いて頂きたい」歌川広重「東海道？膝栗毛のあの東海道か？」竹内孫八「はい」
東海道を歩いて京都から戻ってきた広重に対して孫八が放ったセリフ。
東海道ファン、広重ファンとしては堪らない一言です。テンションが上がりまくりです！
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竹内孫八「さんざん挿絵に描かれて手あかまみれの十返舎一九の東海道をそろいで出すんです。万が一売れなくても大きく外すことはない」
竹内孫八の切れ味鋭いセリフより。
大きく外すことはないというのは意外と大事ですよね…！
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竹内孫八「あなた（＝広重）は描きたい絵を描けるところに未だ師匠は立ってはいない」
歌川広重「わかった！ただしベロ藍を使わせてほしい」竹内孫八「かまいません」歌川広重「いいのか！？」
歌川広重「質屋の縁でつながった俺に保永堂さんは店の船出をかけてくれる」
歌川広重が竹内孫八にかけるセリフ。
言われてみれば確かに孫八も大ギャンブラーですね…！
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歌川広重「精一杯やらせて頂きます！」
歌川広重「京から帰ってきたばかりだってのに絵を描きにトンボ返りか。ハハハハハ」
竹内孫八「仮にも絵師ならば今日へのお勤めの途中、画帳に絵を描き留めているはず。初めての旅、初めての海、山。空。腕がうずかぬわけがない」歌川広重「それで俺を？」竹内孫八「お上の銭でじっくり東海道をご覧になってきたことでございましょう」
広重と孫八のやりとりより。
計算済みの孫八さん。さすがです！
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竹内孫八「人は描けずとも名所絵は描けましょう」
竹内孫八「つましく暮らすつまらぬお人ゆえ描ける絵もございましょう」
広重と孫八のやりとりより。
このセリフは僕の人生のバイブルになる言葉でもあります。つまらない僕でも、いやつまらない僕だからこそ書けるブログがある…と信じています…！
・・・
竹内孫八「絵を買うものもつましく暮らすつまらぬ民がございます」
広重と孫八のやりとりより。
孫八は口は正直ひどいですが、キレもので頼りになります＾＾
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歌川広重「これで質ぐさ全て返してくれ！」質屋「ええ！！」視聴者「ええ！！」
歌川広重「これだ！人だ！」佳代「？？お前様？？」視聴者「…（佳代ナイス！）」
歌川広重「いいか。日本橋から箱根を超えて富士を見てよ。天竜川超えていくつも橋を渡って今日に着くまで55枚も描くんだ。朝。昼、晩、いろいろな絵があっていいだろ。それに雨、風、雪、天気も季節も変えて絵組しようと思ってな」
歌川広重が弟子の昌吉に構想を練っているシーンより。
東海道五十三次の構想は聞くだけでワクワクしますね。東海道五十三次は僕の生涯のバイブルにしたいと思います＾＾
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歌川広重「空のベロ藍のぼかしはこの辺りから上へ頼む。あとは任せる！」寛治「は〜？！」歌川広重「俺が思いつくことはたかが知れてる。摺師のおめえさんがいいと思うものに任せる」
寛治「あんたお武家っぽくねえけど絵師っぽくもない」歌川広重「そりゃ褒めてんのか！」
竹内孫八「己に才がなきゃ人の才を借りる。人に任せられる。さすが火消しあがり。一人じゃ火は消せませんからね」視聴者「…（火消エピソード胸熱すぎ！）」
摺師も力も含めて人の力を借りようとする広重と、それを聞いた孫八のやりとりより。
ここにきて火消しであった経験が活きているのは胸熱ですね。人生何事も無駄なことなんてないのかもしれませんね＾＾
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昌吉「売れてます。どこも途方もねえくらい売れてます」歌川広重「そうか！そうか！」視聴者「よかった！よかった！」
佳代「保永堂さんからお祝いが来ています」歌川広重「あの薄ら瓢箪（竹内孫八）、こんなバカでかいお祝いよこすなら、その分 画料をを上げろってんだ！」
モブ町人「おやじさん、広重の沼津の絵はねえのかい？」歌川広重「はい」モブ町人「値段は？」店主「18文」
歌川広重「俺はやっぱり晴れた日が一番好きだ。なんたって空が青いからよ。俺の描きてえ青が見上げたら一面に広がってる」
広重が空を見上げて気持ちよさそうに放ったセリフ。
佳代とは逆のことを言っていますね…！
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佳代「名もない絵師に描かせて下さった孫八さんのおかげでございます」竹内孫八「私は人助けで広重師匠にお願いしたのではございませんよ」
竹内孫八「十返舎一九の東海道中膝栗毛が世に出てから伊勢だ富士山だって神仏に手を合わせると言い訳つけりゃあ誰でも旅に出られるようになった。旅の絵を出せば必ず売れるってあたしなりの見通しがあってのこと」
竹内孫八「（歌川）広重師匠は温かい目でものを見るから広重の錦絵には”人の情け”がみえる。だから見る人の心も動くんでございましょう」
竹内孫八が放った名言セリフより。
孫八さんのこのセリフも好きです。達観しているようで実に温かい言葉です。
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佳代「どうか主人（広重）のこと末永くお願いいたします」竹内孫八「（面倒みますよ）銭になるうちは」佳代・孫八「ワハハハハハ」
佳代と孫八が戯れ話をするシーンより。
孫八の愛も素敵ですね＾＾
結び
いかがでしたか？今回は「特集ドラマ｜広重ぶるう」のあらすじ・感想を少しエンタメ風に紹介しました。少しでも本記事が参考になりましたら幸いです。
○次の話（第3話）はこちら
「広重ぶるう」全話あらすじはこちら
それでは今回はこの辺で！
作品情報
特集ドラマ「広重ぶるう」
原作「広重ぶるう」
動画配信・見逃し配信
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