日テレ開局70年スペシャルドラマ『テレビ報道記者』|あらすじ・感想

エンタメ風☆あらすじ紹介
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エンタメ作品のあらすじを偏屈おじさんが少しエンタメ風に紹介する「エンタメ風☆あらすじ紹介」。

今回は、2024年3月5日に放送された日テレ開局70年スペシャルドラマ『テレビ報道記者』のあらすじ・感想を紹介します。

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ドラマ『テレビ報道記者』とは

時代は昭和から平成、令和へと移り変わる。
自然の脅威によって1万5900人もの人々が命を落としたときも、
賑やかな街々が静まりかえるパンデミックが起こったときも、
真実を伝えるために記者たちは現場へ向かった。
「女には無理」と言われながら、女性記者たちが歩んできた道を踏みしめて。

私は諦めない。先輩が諦めなかったから。

https://www.ntv.co.jp/tvhoudoukisha/#top-program(テレビ報道記者公式HPより引用)※2024年3月5日閲覧

メインの登場人物を演じるのはこの方々。

芳根京子(和泉令役)

江口のりこ(真野二葉役)

仲間由紀恵(曽根昭子役)

木村佳乃(平尾成美役)

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ドラマ『テレビ報道記者』あらすじ

これは、“女性が諦めなくてもいい時代”を目指した女性報道記者たちの、40年の物語――。

1995年5月16日、山梨県上九一色村。地下鉄サリン事件の首謀者でオウム真理教の代表・麻原彰晃こと松本智津夫が逮捕された。その世紀の逮捕劇をカメラに収めようと、現地には多くのカメラマンやリポーターが押し寄せたが、その中に紅一点、現場の状況を懸命に伝えた一人の女性記者がいた――。

「曽根昭子さんは、あなたたちと同じように報道局に配属された、偉大な先輩です」。
2019年9月。日本テレビ新入社員・和泉令(芳根京子)の前で、研修担当の真野二葉(江口のりこ)が誇らしげに語る。24年前、自ら現場に立って麻原逮捕の瞬間を伝えた曽根昭子(仲間由紀恵)の功績がいかに大きいか。当時中学生だった真野はテレビで曽根の雄姿を見て記者を志したという。…が、和泉たち新人にはピンとこない。今は女性の記者も当たり前の時代だし、わざわざ顔を出してリポートしたくないし…。

そんな新人との世代間ギャップを感じてタメ息をつく真野…。和泉は真野から取材のイロハを教わりながら奔走するが、取材先で「人の不幸で飯を食うな!」と罵倒されて意気消沈…。自分たちの報道によって容疑者ばかりが好奇の目にさらされ、事件の本質がおろそかにされていくことに疑問を抱く…。一方、真野も子育て中の時短勤務の身で、以前のようにじっくり取材ができずに「育児」と「仕事」を両立する不安と葛藤を抱えていた。

時はさかのぼり、2008年6月8日、同僚の結婚式に参列する警視庁担当の平尾成美(木村佳乃)と真野のもとに秋葉原無差別殺傷事件の一報が入る。現場に向かうタクシーの中で振袖を脱ぎながら刻々と変わる状況を電話で聞き取る真野。平尾も披露宴が終わりドレス姿で仕事に直行し、真野の中継を見守るー。

平尾のもとで数々の事件を担当してきた真野は、遺族取材に心を痛め、ある未解決事件の被害者遺族と出会い、殺人事件の時効廃止に取り組む姿を伝える。平尾をはじめとする先輩たちを心から尊敬していて、「ああならなければ」と思う余り何事も頑張りすぎてしまう…。

迎えた2020年、新型コロナウイルスが蔓延。未曾有のパンデミックの中で自分を見失っていく和泉は、真野が東日本大震災を取材したVTRを目にする……。

昭和から平成、令和へと移り変わる時代の中で、歴史的ニュースの裏には、記者たちの決して譲れない闘いがあった…!道を切り開いてきた女性記者たちの生きざまと報道の舞台裏を描く40年の物語!!

https://www.ntv.co.jp/tvhoudoukisha/story/(テレビ報道記者公式HPより※2024年3月5日閲覧)

ドラマ『テレビ報道記者』感想

実際の映像も使用しつつ、時系列を行き来させながら、物語が進展していく構成に引き込まれながら拝見させていただきました。

芳根さんと江口さんのW主演でしたが、仲間由紀恵さんや木村佳乃さんの役もとてもかっこいい女性だと思いました。僕が一番素敵だと思ったのは木村佳乃さん演じる平尾成美さんですね^^

個人的には昭和・平成時代の実際の映像(&再現映像)が心に刺さりました。そして、日テレの公用車に描かれていた日テレのキャラがめちゃくちゃ懐かしかったです!加えて仲間由紀恵さんがめっちゃ昭和っぽい雰囲気を纏っていて、役者さんだなーと思いました。

あと、しずちゃんがいい味を出す役を演じられていたのも印象的でした。(盗撮してたけど笑)

名言迷言ダイジェスト

ここからは作中で印象的だったセリフを元にダイジェストをお送りします。

セリフは正しい記載を心がけていますが一言一句正確ではありません。

ニュアンスをお楽しみください。

えいちゃん
えいちゃん

中年おじさん(管理人)はあまり記憶力がよくないんです…なるべく正しいセリフ表記を心がけますがあらかじめご了承ください…!

まじめな<br>遊び人
まじめな
遊び人

・・・

「TVがオワコンだって言われているけど、こんな時に正しい情報を伝えられないことこそオワコンだよ」

芳根京子さん演じる(和泉令)さんが言われた言葉。正しい情報を伝えることへの熱意や誠意を感じます。報道の仕事はかっこいいですね!僕は超テレビっ子なのでテレビ見てますし、まだまだオワコンじゃないと思います!

「なんで?ってみんなそうだろう?」

仲間由紀恵さん演じる(曽根昭子)が当時お付き合いしていた彼氏に言われるセリフ。「なんで、私が結婚したら仕事やめると思っているの?」という曽根さんに対して、彼氏のこのセリフ。これ、令和に言ったらいろいろ物議を醸しそうですね…!(ドラマは1980年代のシーン)

「それってだいぶ高い役職だろ?女がなれるの?」「なれるの?じゃない、なるの」

こちらも仲間由紀恵さん演じる(曽根昭子)が当時お付き合いしていた彼氏に言われるセリフ。これも令和に言ったらいろいろ物議を醸しそうですね…!それに対する曽根さんの「なれるの?じゃない、なるの」がカッコ良すぎます。(ドラマは1980年代のシーン)

「39度で警視総監に直談判しに行った」

木村佳乃さん演じる(平尾成美)が熱を出しながらも警視総監に直談判に行った際に、その状況を部下が報告するシーン。39度で直談判に行くなんてすごいガッツですね。ただ、コロナが蔓延した令和の時代においては常識知らずと指さされそうな行動でもあります…!(ドラマは2000年代のシーン)

「私は現場で働くすべての警察官のために許さないと言っている」

木村佳乃さん演じる(平尾成美)が当時の警視総監に言われる台詞。なんだこの警視総監、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか!

「大抵麻痺しているふりをするのよ、仕事だから仕方ないって」

木村佳乃さん演じる(平尾成美)が江口のりこさん演じる(真野二葉)に語りかける台詞。報道の仕事をしていると、仕事をしていることを言い訳にして、人間としての感覚が狂っていくらしいです。それを正気を保ちながら、仕事に取り組むことは難しいですが、大事だそうです。

「なんで時効なんてあるんですかね?理不尽すぎる」

江口のりこさん演じる(真野二葉)の台詞。2024年には子育てに奮闘して、思うように仕事ができていない真野さんの若き日の熱い姿がみれてなんだか心が熱くなったシーンです。印象的な言葉でした。

「そんな顔しないでお話ししませんか?」

こちらも江口のりこさん演じる(真野二葉)の台詞。警察署長を務めた男性に話しかけるシーン。記者は嫌われすぎて避けられることが当たり前なのか言動一つ一つに心の強さを感じます。

「仲間にしてくれませんか?」

こちらも江口のりこさん演じる(真野二葉)の台詞。警察署長を務めた男性に話しかけるシーンより。「仲間?」となりましたが、こちらも心の強さを感じます。僕は仲間由紀恵さんにやりたいのかと思いました・・・

えいちゃん
えいちゃん

・・・

「一歩目がなかったら二歩目もないよ」

木村佳乃さん演じる(平尾成美)が江口のりこさん演じる(真野二葉)に語りかける台詞。一歩踏み出す重要性とその覚悟を感じることができる名言。僕も一歩踏み出そうと思いました…!

「これから入ってくる子たちが歩みやすいように道を作るんだ」

こちらも木村佳乃さん演じる(平尾成美)が江口のりこさん演じる(真野二葉)に語りかける台詞。なんてかっこいいんだこの人は。ほれてまうやろーです。

「無言で彼氏に去られてから、もうどうでもよくなって」

芳根京子さん演じる(和泉令)さんが放った言葉。いや、芳根京子さんを振って、無言で去るなんて、その彼氏さん、どうかしてるぜ〜

「数字にしか見ていなかったのは私で、その数字一つ一つにも人生がある」

芳根京子さん演じる(和泉令)さんが放った言葉。こちらは名言ですね^^

「数字の裏にある人の言葉を知りたいんです」

芳根京子さん演じる(和泉令)さんが放った言葉。まさに報道の鏡ですね^^

「報道は無駄なことばかり、無駄しかないよ報道は」「無駄かわかるのは後になってから」

江口のりこさん演じる(真野二葉)の台詞、めちゃくちゃかっこいいですね!

「星屑みたいな情報を繋ぎ合わせてストーリにするの」

江口のりこさん演じる(真野二葉)の台詞。僕の好きな点と点をつなぐ概念ですね^^

「北極星ばかり見てたら北斗七星が見えないんだよ」

江口のりこさん演じる(真野二葉)の台詞。星が好きなことが伝わってきます。

「数字の中の声・・・バトン渡しているみたいだな」「まだバトン渡したつもりないんですけど」

江口のりこさん演じる(真野二葉)と旦那さんの台詞。「まだバトン渡したつもりないんですけど」には思わず笑ってしまいました、笑

「いずみ闇落ちから復活?」

芳根京子さん演じる(和泉令)さんが言われた言葉。闇堕ちしている芳根京子さんもそれはそれで素敵ですけどね…!

えいちゃん
えいちゃん

き、気持ち悪い・・・

「本当にやめたいの?」「じゃあ、ゆっくり休んで?」

木村佳乃さん演じる(平尾成美)が部下を諭すシーン。本当にやめたいの?は究極の詰めであり、究極の質問ですね。心の奥を探るにはぴったりの質問かもしれません。

「代わりはいるんだよ、いるけど敵じゃない。困った時はお互い様」

こちらも木村佳乃さん演じる(平尾成美)が部下を諭すシーンより。自分が休むことで代わりがいると思われるのが嫌だった、平尾さんがそれでも「代わりはいる」と話すシーン。敵じゃないって素敵な言葉ですね!

「不毛ですよね。他人は変えられないので環境を変えます」

芳根京子さん演じる(和泉令)さんが放った言葉。めちゃくちゃビシッと発言しますね。さすがタイパ重視のZ世代…!

「それってズル働きですよね?時短勤務なのにズルして時間外労働働いて」

こちらも芳根京子さん演じる(和泉令)さんが放った言葉。めちゃくちゃビシッと発言しますね。今回のMVPはこちらの言葉でしょう。

他人のことは考えずに時短であっても自分が隠れて時間外労働をしている先輩をみての発言「ズル働き」。時短でも無理せずに働けることを組織に示すまたは時短ならばここまでが限度ということを示すのが大事というなんとも示唆に富んだ言葉です。

まじめな<br>遊び人
まじめな
遊び人

「ズル働き」の頭文字はZ世代のZ…!

えいちゃん
えいちゃん

・・・

「キャップになれなくて、ガラスの天井に阻まれてやめたということになっているけど」

仲間由紀恵さん演じる(曽根昭子)の台詞。辞めた言い訳すらも優美で素敵な言葉だと感じてしまうのは、きっと仲間由紀恵さんフィルターのせいかもしれません。

「私が麻痺しないためにしっかり見ておかないと」

江口のりこさん演じる(真野二葉)の台詞。自身の仕事や生活においてついつい染まってしまったり、麻痺してしまうこともあると思います。そういう時には頑張っている若手の姿を見たり、過去の自身の日記などを振り返りながら初心に帰ることも大事そうですね!

まとめ

いかがでしたか?今回はスペシャルドラマ『テレビ報道記者』のあらすじ・感想を少しエンタメ風に紹介しました。少しでも本記事が参考になりましたら幸いです。

TVerやHuluでも配信中ということで興味のある方はぜひご覧になってみてください!

作品情報

日テレ開局70年スペシャルドラマ『テレビ報道記者』

日本テレビ開局70年スペシャルドラマ『テレビ報道記者〜ニュースをつないだ女たち〜』
日本テレビの報道記者ら80人を徹底取材!“あのニュースの裏側”で奮闘した記者たちのヒューマンドラマ。

スタッフ

脚本 ひかわかよ

音楽 Jun Futamata

演出 狩山俊輔

プロデューサー 小田玲奈 長田 宙 能勢荘志 

平井十和子(ケイファクトリー)千葉行利(ケイファクトリー)

企画 大井秀一/下川美奈

報道担当 木野崎 菖

チーフプロデューサー 遠藤正累

制作会社 ケイファクトリー

製作著作 日本テレビ

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プロフィール

テレワークで生まれた時間で余暇を楽しむ30代。RPG 好き。地理・歴史好きで中高社会科教員免許を取得済み&旧東海道(日本橋〜京都三条大橋)を歩いて2回踏破済み。学生時代にモバゲー全国ランキング3位獲得、ゲーム累計購入数200本以上、レジャー体験サービス「レジャパス」通算利用回数1000回以上の「あそびオタク」。将来の夢は遊んで暮らすか、遊びで暮らすこと。

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