この記事は、2023年12月16日(土)に上演された演劇作品「闇の将軍」四部作を鑑賞した感想、体験レポートをまとめています。
「闇の将軍」とは
一言で言うと、「田中角栄」さんの人生を描いた演劇作品です。詳細は以下にまとめていますので、興味のある方はご覧ください!
実際に鑑賞してみて
今回僕が鑑賞したのは、2023年12月16日(土)に東京芸術劇場で上演された「闇の将軍」四部作の「ぶっ通し」公演です。
ぶっ通しって何ですかね?
「ぶっ通し」公演とは
「闇の将軍」は、第0話〜第3話までの全四部作から構成されています。
「ぶっ通し」公演では、13時から第0話が始まり、途中で休憩を挟みながら、1日で第0話〜第3話(最終話)まで文字通りぶっ通しで演劇作品を楽しめる特別公演です。第3話(最終話)が終わる頃には時刻は21時を超えます。
途中で席の入れ替えはないのが「ぶっ通し」の特徴です
第0話から第3話までお客さんも入れ替えなしなのは面白いですね!
「ぶっ通し」の詳細や鑑賞料金などが気になる方は、是非こちらをご覧ください!
12月16日は特別な日
実はこの演劇作品「闇の将軍」にとって、12月16日は特別な1日なんです。この日は、劇中で主人公として描かれる「田中角栄」さんの命日です。
そして、2023年12月16日は田中角栄さんの没後30年にあたる日なので、ある意味では節目の年でもあるのです。
そんな日にこの作品を観れたのはラッキーでしたね!
今回の鑑賞者
今回は、彼女も誘って二人で鑑賞したので彼女の感想を紹介したいと思います。
自分の感想は?
遊び人
実は、僕はこの作品を観るのは3日ぶり2回目なので別の記事で紹介しています!
え、何やってるの、このおじさん・・・
・・・
30代女性の感想
面白かった〜!けど、情報量が多くて頭がパンクしそう…!「ぶっ通し」公演を観るのは一回で十分かな…
遊び人
・・・
で、でも「木曜研究会」や「宏池会」みたいな自民党の派閥争いを知れたのは良かったし、面白かったよ…!
遊び人
(僕に気を遣って、それっぽい感想を言ってきたな…気を遣わせてごめんよ)
(感想薄すぎるな・・・)
(だめだこりゃ・・・)
鑑賞した感想(補足)
僕は、近現代史を含めて歴史や公民が好きだったので、演劇作品としてとても面白く鑑賞させてもらいました!ただ、彼女からすると、少し疲れたのかもしれません。
僕自身、自民党派閥の先駆けと言える「宏池会」や「木曜研究会」が最初に出てきたときには、頭が少しごちゃごちゃしたのを覚えています。僕を含めて、ゆとり世代は頭が弱めなのかもしれません。
会場は270席がほとんど満席の状態でしたが、やはりご高齢の方のほうが多かった印象。そのような「ロッキード事件」や「日本列島改造論」などの「田中角栄」さん関連の出来事をリアルタイムで体験していた世代には、話も頭に入ってきやすかったのかもしれません^^
とはいえ、ゆとり世代の僕でも十二分に楽しむことができた素敵な作品でした!
そりゃ、おじさんは地歴公民の教員免許持っているくらいなんだから、一定の知識はあるでしょうよ・・・
おじさんが楽しめたからって、ゆとり世代みんなが楽しめるとは限らないですよね…
適当にまとめようとするのやめましょうよ
遊び人
・・・
2023年12月といえば、何かと派閥問題でも日本国内で話題になっていた頃なので劇中でも随時、補足があったり、時事ネタも取り入れていて、前提知識がない人でも楽しめる内容となっていました。
内容もさることながら、僕が鑑賞してよかったと思っている一番の理由はやはり「ぶっ通し」公演という公演スタイルです。1日で「田中角栄」さんの人生を体感・追体験したような、なんともいえない充実感を味わえました。
先述の通り、僕が「ぶっ通し」公演を観るのは今回が2回目。細かい感想は1回目の鑑賞記で紹介できればと思いますが、とにかくリピートしたいと思えて、彼女にも勧めたくなる素敵な作品だったということだけはここに記しておきます。
遊び人
彼女は出不精なので、色々勧めても全然一緒に来てくれないて、最近はほとんど誘わなくなったんだよね・・・そんな僕が彼女を誘ったということはかなりの良作ということです!
どこから目線なんですか・・・演劇の素人が良作とか言っていいんですかね、色々な演劇作品に失礼じゃないですか?上から目線なのも気になります・・・
説得力もないし、何だか悲しいカップルですね…
遊び人
・・・
遊び人
あ、あくまでこれは演劇素人の気まぐれな感想です。僕は、全くのど素人ですから・・・
まとめ
いかがでしたか?
今回は僕が2023年12月16日に鑑賞した「闇の将軍」四部作・ぶっ通し公演の体験レポートを紹介しました。
途中で、愉快な仲間たち(「ながやすくん」や「歌広くん」、「Sさん」)に登場してもらいながら、イベントを紹介する形式上、場合によっては、本公演は面白くないのではないかと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、公演内容は30代男性の僕からすると、とても面白かったということは事実ですし、観客の多くは満足していたことでしょう!
一方で、彼女のように少し疲れた…という感想を抱く方もいたかもしれません!それでも人生で一度は今回のような「ぶっ通し」公演を観てみるのも経験としておすすめですので、ぜひ次回公演などで機会があれば鑑賞してみてください!
今回の記事に関連して、2023年12月13日に鑑賞した「闇の将軍」四部作・ぶっ通し公演の体験レポートも記事化しています。興味のある方はぜひご覧ください!
それでは今回はこの辺で!
今回紹介したイベント
「闇の将軍」四部作
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