この記事は、2024年2月28日〜3月3日まで「赤坂レッドシアター」で上演されているTeam 337第6回公演 「最後の望み」 の「観劇レポート」です。
せっかくならと「舞台公演初日」に訪れました!早速レポートしていきたいと思います。
はじめに
簡単に自己紹介を。
都内在住の30代男性です。趣味は街道歩きとエンタメ鑑賞(超テレビっ子)。
2022年〜2023年の2年間で鑑賞した演劇作品は30作品以上。
舞台関係者などではない全くの「ど素人」ですが、不定期で楽しく観劇しています!
サポート案内人
赤坂レッドシアターは旧甲州街道からも近いこともあり、同じく旧甲州街道近くの八王子市や山梨県にゆかりのある「ながやすくん」とお届けします。
なお、「ながやすくん」のモデルになっている「大久保長安(おおくぼ ながやす)」さんは、「猿楽師(現能楽師)」の家に生まれて武士になったという経歴を持つ、山梨県に生まれて江戸時代には八王子を納めた歴史上の人物です。演劇や舞台の観劇レポートの多くは彼とお届けしています^^
よろしくお願いします!
それでは早速いってみましょう!
舞台概要
プロ野球・阪神タイガースの元投手であり、俳優としても活躍する「嶋尾康史」さん(55)が演出を担当し、女優「柊子」さん(32)が主演の「Team337」の第6回公演「最後の望み」。
本作は大阪公演と東京公演を行っており、東京公演は「赤坂RED/THEATER」にて、2024年2月28日~3月3日で上演されています。
「Team337」の公演では、今作から女流作家集団「アミの会」および、脚本家を育成する集団「シナリオインキュベーション」とタッグを組み、新たな舞台を届けることに…!
その第1弾となる今作「最後の望み」は、「矢崎存美」氏の作品が原作で「人がこの世を離れる時、たったひとつだけ望みをきいてもらえるなら…」をテーマに物語を展開されます。
物語概要
人がこの世を離れる時、たったひとつだけ望みをきいてもらえるなら・・・
倉石悦司は虫の息をしている。
そこにあらわれた死神。
悦司にひとつだけ望みをきいてやると言う。
悦司の望みとは・・・
家族がありながら孤独のうちに自殺してしまった彼の長女・理佳子を救いたい!
死神とともに理佳子の生涯を巡る悦司。
悦司の望みは果たして叶うのか!
https://lejapass.com/user-blog/754(提携サイトより引用)※2024年2月29日閲覧
観劇レポート
作品レビュー
★★★★☆
レビューなんてできる立場ではない「ど素人」ですが、「ど素人」なりに感想中心のレビューをさせていただきます。劇場内の撮影はNGかつ記事執筆時は未だ上演中の作品なので、内容自体のネタバレは避け、簡易的な内容になります。あらかじめご了承ください。
上演時間90分と比較的コンパクトな上演時間の中でテンポよく物語が展開し、楽しく拝見させていただきました。「赤坂レッドシアター」の舞台の特徴を最大限活かした演出が作品にもぴったりで思わず見入ってしまいました。
(正確には作品に合わせて最適な会場を選んでいるというのが正しいかもしれません^^)
プロポーズ大作戦スタイル?!
作品としては「物語概要」をご覧いただければお分かりになると思いますが、本作は僕も大好きな「過去に戻って物事を解決していこうスタイル=プロポーズ大作戦スタイル」でしたので、終始楽しく観劇させてもらいました!
プロポーズ大作戦スタイルって・・・
特に印象的だったのは、やはり本作のテーマでもある「人がこの世を離れる時、たったひとつだけ望みをきいてもらえるなら」というもの。作中でも問われている言葉であり、物語の鍵を握る言葉になります。
ちなみにおじさんならどういう願いをしますか?
遊び人
彼女にプロポーズして失敗したあの日に戻ることかな・・・
え、重いですね・・・
遊び人
あの時、失敗していなければもう少し早く彼女と結婚してライフプラン的にも楽に・・・
・・・
遊び人
もし過去に戻れるなら、今度こそ…ちゃんとプロポーズするんだ!
リ、リアルプロポーズ大作戦ですね…!
あの時、プロポーズを失敗していなければ、もっと早く彼女と結婚できて、ライフプラン的にももう少し余裕を持ってより楽しく過ごせたと思うので、過去に戻って「リアルプロポーズ大作戦」をしてみたい気もします…!
まあ、過去には戻れないので、今を生きるしかないんですけどね…!これから頑張ります^^
・・・
元阪神タイガース投手で俳優の「嶋尾康史」さん
本作の演出を手がけるのは「嶋尾康史」さん。公演初日ということもあってか上演終了後には「嶋尾康史」さんが全体挨拶をされていました。中学高校と野球部に所属していた僕としては胸熱な展開でした。
遊び人
野球っていいですよね!そういえば「プロポーズ大作戦」の主人公・岩瀬健(演:山下智久さん)も野球部でしたね!野球をやっている人に悪い人はいません…!
そこにつなげるためにプロポーズ大作戦の話しをしていたんですね・・・
遊び人
ハレルヤチャンス〜
ふざけていると関係各所に怒られますよ・・・
「嶋尾康史」さんは僕の大好きな大河ドラマにも複数回出演されていますし、最近でいうと朝ドラ「らんまん」にも出演されていたので、テレビっ子としてもテンションが上がりました…!
少しまじめに感想を綴ると…
少しふざけすぎてしまったかもしれませんが、「最後の望み」にも「プロポーズ大作戦」のようなシーンもあるといえばありますし、ないといえばないです。
どっちなんだい!
もし、本作を観劇した人であればこの記事を見て、「まあ言わんとしていることはわからなくはない」かもと優しい感想を抱いてくれる可能性もあります。
少し真面目に感想を記載すると、まずは最初の入り方がとても印象的で、その展開が後半になってきても効いてくること。そして、「最後の望み」に何を選ぶのかもやはり重要なシーンで、とても面白い展開でした(面白いは、笑いの方ではなくて上手いな〜と思う方の面白いです…!)
いちいち感想が、ど素人感満載ですね…!
遊び人
だってど素人だもん!
・・・
印象に残った言葉「心が色を決める」
また作中では、とても素敵な言葉が登場するので、そちらも紹介します。
(作品の本筋ではないのでネタバレではないはず…!)
「心が色を決める」という言葉が出てくるのですが、この言葉がなんとも素敵で、物語の本筋ではないかもしれませんが、主人公たちにも通じる素敵な言葉だと思いました。主人公とその娘の物語を見ていくと、この「心が色を決める」が作品に重みを加えてくれているな〜と思うわけです。
ね、ネタバレではないと思うけど、本作でも割と重要なセリフなので、ネタバレ疑惑ですよ・・・怒られても知りませんよ・・・
遊び人
・・・
このような形で、ネタバレはしていませんが、物語の概要と簡単な感想を紹介しました。
少しでも皆さんの参考になりましたら幸いです。
結局、内容がよくわからない・・・
遊び人
気になる人はぜひ会場でご覧くださいね^^
・・・
テンションの上がる公演祝い
作品を観終わり、満足してエントランスまで戻ると、そこでさらにテンションが上がる出来事が。
舞台や演劇では公演者に、お祝いでお花が届けられることがあるのですが、そこにこんなお祝いがありました!
阪神タイガース現2軍監督から
我が横浜DeNAベイスターズの天敵「阪神タイガース」からもお祝いが届いていました。すごい!
和田豊さんといえば阪神2軍監督なので、まあ天敵とはいえギリギリOKです。1軍の岡田監督からだったら横浜ベイスターズファンとして発狂していたかもしれません。(発狂はしません)
「まれ」や「クロサギ」の脚本家さんから
脚本家の「篠崎絵里子」さんからもお祝いのお花が届いていました。僕は連続テレビ小説「まれ」がきっかけで朝ドラにハマったので、勝手にテンションが上がります。
終わりに
いかがでしたか?
今回は、2024年2月28日〜3月3日まで上演されているTeam 337第6回公演 「最後の望み」 を紹介しました。興味のある方はぜひチェックしてみてください!
それでは今回はこの辺で!
ちなみに今回の演劇鑑賞は「レジャパス」というサービスでお得に鑑賞しています。通常よりもお得に演劇やレジャー施設などを楽しめるので、興味のある方はぜひご覧ください!
舞台詳細
【主催】
サンライズプロモーション東京/ACT21【企画・製作】
ACT21【後援】
デイリースポーツ【協賛】
W&P【原作】
矢崎存美 「最後の望み」(新潮社・実業之日本社文庫 アミの会「惑:まどう」より)【脚本】
圡山由紀子【演出】
嶋尾康史【出演】
https://sunrisetokyo.com/detail/25749/(公式HPより引用)※2024年2月29日閲覧
柊子/辻千恵/伊原侑蔵/宮下修司/生田拓馬/文月あや
チケット金額
【前売】¥5,500(全席指定・税込)
【当日 】¥6,000(全席指定・税込)
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