虎に翼|第8週「女冥利に尽きる?」 36〜40話あらすじ・感想

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エンタメ作品のあらすじを偏屈おじさんが少しエンタメ風に紹介する「エンタメ風☆エンタメあらすじ紹介」。

今回は、2024年5月20日〜5月24日放送のNHK連続テレビ小説「虎の翼|第8週|女冥利に尽きる?のあらすじ・感想を紹介します。

○前週(第31〜35話)のあらすじ・感想はこちら

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「虎に翼」とは

【NHK朝ドラ公式】連続テレビ小説「虎に翼」。主演は伊藤沙莉。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。

・・・(中略)・・・

【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
【主題歌】「さよーならまたいつか!」米津玄師
【語り】尾野真千子
【キャスト】伊藤沙莉 / 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 森田望智 上川周作
/ 土居志央梨 桜井ユキ 平岩 紙 ハ・ヨンス 岩田剛典 戸塚純貴
/ 松山ケンイチ 小林 薫
【放送予定】2024年4月1日(月)から放送開始

https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/(公式HPより引用)※2024年4月8日閲覧

女冥利に尽きる?|あらすじ

(36)あらすじ

初回放送日:2024年5月20日

結婚した寅子(伊藤沙莉)は仕事も順調。手伝いとして働くよね(土居志央梨)と共に、子の親権を義父と争う女性・両国満智(岡本玲)の依頼を引き受ける。

https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/episode/te/E21YG1YV87/(公式HPより引用)※2024年5月17日閲覧

(37)あらすじ

初回放送日:2024年5月21日

昭和17年3月。戦時下で食べ物が貴重になる中、優三(仲野太賀)は一緒においしいものを食べて寅子(伊藤沙莉)を元気づけようとする。

https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/episode/te/EMRW383882/(公式HPより引用)※2024年5月17日閲覧

(38)あらすじ

初回放送日:2024年5月22日

猪爪家に召集令状が届き、兄・直道(上川周作)の出征が決まる。寅子(伊藤沙莉)は弁護の仕事の他に、雑誌の連載や講演会も引き受けることに。

https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/episode/te/V27LX6LRWV/(公式HPより引用)※2024年5月22日閲覧

(39)あらすじ

初回放送日:2024年5月23日

講演会で倒れてしまった寅子(伊藤沙莉)。雲野(塚地武雅)らは穂高(小林薫)から寅子の事情を聞き、今は子育てに専念する時だと寅子を諭す。

https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/episode/te/J1RKGWP7Q8/(公式HPより引用)※2024年5月17日閲覧

(40)あらすじ

初回放送日:2024年5月24日

小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされた寅子(伊藤沙莉)。今年は高等試験も行われず、寅子たち女性法曹の道は途絶えてしまうことに。

https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/episode/te/LJYW9PM9QK/(公式HPより引用)※2024年5月17日閲覧

女冥利に尽きる?|感想

(36)感想

満智がただただヤバいやつだし、義父は本当に可哀想だなと思いました…。寅子はまんまと満智さんにやられたわけですね。残念極まりない回になりました…。

(37)感想

優三さん布団へのローリング寅子が見れたので、もう大満足なんですけれども、でもでも後半はなんだか悲しいお話でもありました。僕の推しである久保田先輩が弁護士を辞めたのはとってもとっても悲しいです。こういう時は轟の元気が欲しくなります。轟さん、早くその名を轟かせてくださーい!

(38)感想

ちょっと前回の久保田先輩の弁護士引退や竹もとの閉店でショックを受けてまもないのに、そこに猪爪直道、轟に赤紙って僕を含めて多くの視聴者は大ダメージを受けてしまったのではないでしょうか。時代が時代だから仕方ないのかもしれませんが、やはり客観的に見ると悲しいし、このような時代には戻りたくないなと改めて思います。

このまま優三さんともお別れになってしまうのではないかと震え慄いています。今週のお話はそういう話なのでしょうかね…気分は重いですが、それでも気になるので明日も観ていこうと思います…

(39)感想

悲しい地獄とのお別れです。なんだか悲しいですね。次の復帰は裁判官としての復帰でしょうか?どうなる寅子、どうなる優三、どうなる優未!

(40)感想

本当に優しい優しい男でした。昭和のこの時代に生まれなくてよかったな…と心から思います…

名言迷言ダイジェスト

ここからは作中で印象的だったセリフを元にダイジェストをお送りします。

セリフは正しい記載を心がけていますが一言一句正確ではありません。

ニュアンスをお楽しみください。

吉宗くん
吉宗くん

中年おじさん(管理人)はあまり記憶力がよくないんです…なるべく正しいセリフ表記を心がけますがあらかじめご了承ください…!

まじめな<br>遊び人
まじめな
遊び人

・・・

直虎さん
直虎さん

・・・

(36)のダイジェスト

ラジオ「戦爆連合の大編隊」「ピルマ ラングーンの英軍飛行場の長距離奇襲攻撃」

この辺りから一気に暗い日本に進んでいくわけですね…

猪爪寅子「結婚してから立て続けに依頼が来ている」

社会的な地位を得るための結婚、成功ですね!

猪爪はる「今日もカボチャでカサ増ししたご飯」

比較的裕福であるはずの猪爪家ですらこれくらいひもじい生活なんですね…

依頼人「主人に赤紙が来まして」寅子・よね「おめでとうございます」

令和も今であれば口が裂けてもおめでとうなんて言えませんよね…。ニュースでよく流れてくる世界の悲しい情勢を見ていると他人事では決してないことなのかもしれません…

轟「その通り!前向きでいいぞ!猪爪!いや佐田!」

轟さんは相変わらずの轟さんでした。応援します。戸塚さん!

猪爪寅子「著しき不行跡」

ここにきて久しぶりのパワーワードの登場です。

山田よね「孫を手に入れるためにわざと援助をしなかった」

よねさんは考察が鋭いですね。まあ、結果的にはミスリードではあるんですけれども。

原告弁護士「同じ屋根の下で暮らす男女で、明らかにインらくを共にする関係」

結果論で言うと、この弁護士が言ったことは間違いではなく、なんだかんだで正解をいうという行為においては、猪爪直道くん2号と呼んでも過言ではないでしょう。私にはわかります。

原告弁護士「母の不行跡」

こちらもこちらでパワーワードです。

直虎さん
直虎さん

私は女城主でも母として頑張ったので、皆さんも母として頑張ってください

まじめな<br>遊び人
まじめな
遊び人

さすが女城主直虎さん

吉宗くん
吉宗くん

虎に翼のことを知りたい人たちにとって、この設定ってタダの邪魔情報だと思うよ

まじめな<br>遊び人
まじめな
遊び人

・・・

満智義父「私には孫はいなかった。そう思う事にする」

悲しき割り切りですね…!寅子が人生を狂わせた被害者の一人です。

満智「やっぱり女の弁護士って手ぬるいのね」

満智が本性を現しました。えげつないです。美人だからって許しません!

満智「神田さんの子ですよ。この子も、上の子もね」

お腹の中の子はともかく上の子もかーい!朝から開いた口が塞がりません。

雲野「これは明らかな過失。失態だ」

何やっているんだ。よね&寅子、やっぱり女の弁護士さんって手ぬるいわね(満智風)。

直虎さん
直虎さん

満智さんみたいなセリフを吐くなんて最低です…

まじめな<br>遊び人
まじめな
遊び人

すいません…

雲野「君の失態が誰かの人生を狂わせたことを忘れてはいかん」

満智義父が可哀想です。彼に孫はいなかったということで悲しく割り切るしかありませんが…

(37)のダイジェスト

佐田優三「美味しいものを食べたら少しは元気になれるよ」

真理中の真理です。大事な格言です。

佐田優三「全てが正しい人間はいないから」

これは肝に銘じます。100点満点の人なんていないですよね!

佐田優三「僕はトラちゃんに自分の人生を委ねていたんだ」

優三さんはどれだけ寅子が好きだったんだい!

佐田優三「みんな守りたいものが違うと思うんだ。だから法律ってあると思うんだよね」

出ました法律名言メーカー優三さん。

佐田優三「トラちゃんもず〜と正しいひとのまんまじゃ疲れちゃう」

優しすぎます。優しさが人の三倍くらいありそうです。

佐田優三「トラちゃんも僕の前では肩の荷を下ろしてさ」

優三さんと寅子はなんだかんだでお似合いですよね。先週の終わり方が完全に悲しいモード突入を予感させるものなので、何だか悲しい気持ちになってしまいます。それでも二人で夫婦として過ごす時間は短いものかもしれないけれど、その時間を大切にして欲しいです。

語り「人が恋に落ちるのは突然です」

あら!ころっといってしまいましたね。

佐田優三「法律の本を出したかった」佐田寅子「あら!本ならそのうち出せるわよ。有名弁護士佐田寅子を育てたの佐田優三の法律教本なんてどう?」

このやりとり好きです。優三さんも嬉しいですよね!

語り手「寅子の妊娠がわかり、家族みんながこの喜びようです」

時の流れは早いものです。ハルさんの喜びようも素敵です。

久保田「ご婦人らしい喋り方をしろと先輩達から注意されてしまって」

久保田さんの威厳ある話し方が好きだったのに…

久保田「婦人弁護士なんて物珍しくて」

久保田先輩どうしたの?

久保田「夫の実家がある鳥取に引っ越して弁護士の仕事も辞める」「中山くんもしばらくは子育てに専念するそうだ」

久保田中山が戦線から離脱しました。

久保田「婦人弁護士なんて求められていなかったんだ」

久保田先輩の悲痛な声が聞こえてきます。

久保田「弁護士の仕事も家の仕事も満点を求められる。絶対満点なんて取れないのに」

久保田先輩の悲鳴がしんどいです…誰も報われないのでしょうか?

佐田寅子「もう私しかいない…」

仲間を失った寅子です。

張り紙「今月末に閉店いたします。竹もと」

竹もとー!衝撃の閉店です。悲しいです。

語り「よねは高等試験に挑戦し続けていますが、残念ながら通過できませんでした」

よねー!いい加減受からないとそろそろ苦しくなってきますよ…

山田よね「軍隊に収める天幕用の布地を製造」

馴染みがない言葉の応酬です。

佐田寅子「闇取引ですか?」

や、闇取引…!

語り「統制法違反で刑事告訴される事件がこの当時多発」

統制法ってなかなかに渋いですよね…

語り「言論弾圧を目的として逮捕された大勢の新聞記者や編集者の弁護」

言論弾圧も当たり前のように行われていたのですね。令和の時代には考えられないことです…

佐田寅子「婦人雑誌の婦人法律相談。久保田先輩がお辞めになったから私がやることになったの」

なんでも引き受ける寅子なのでした。

語り「もう私しかいないんだ」

寅子の悲痛な想いが聞こえるようです。

(38)のダイジェスト

ラジオ「山本五十六海軍元帥国葬」「芝水交社での柩前祭」「霊柩を載せた砲車と前後1kmに及ぶ長い葬列」「静かに水交社を発引」

出ました。山本五十六さん。いよいよ苦しい局面にまできましたね…

語り「直道の出征が決まりました」

直道…

語り「俺にはわかる。日本は子供たちにとってもっといい国になるって」

結果はどうであれ、その後の日本は経済大国になりますからね…

子ども「万朶バンダの桜か襟の色 花は吉野の嵐吹く」

この作品では昭和時代の歌がたくさん聞こえてきますね。いつかプギも登場するかもしれませんね。

猪爪直道「俺にはわかる。お前が元気な男の子を産むと」佐田寅子「お兄ちゃんがそういうなら女の子ね」佐田優三「うん」

家族共通のお兄ちゃん認識なんですかね!

猪爪直道「俺寝られるかな?花江ちゃんが隣にいなくて」猪爪はる「大好きよ、直道さん。絶対に帰ってきてね」

二人の愛が伝わってきます。

語り「もう私しかいないんだ」

ネガティブ寅子です。

語り「もう私しかいないんだ」

何度でも言います。繰り返しネガティブ寅子です。

桂場等一郎「すごい顔をしているぞ。怒りが染みついている」

桂場さん、あなたは文豪ですか?言葉のチョイスが秀逸すぎます。

佐田寅子「先生。私はどうすればいいのでしょうか?」

先生に質問してもその解はなかったりします。

佐田寅子「まさか久保田先輩も中山先輩もお辞めになるなんて思いもしなくて」

本当に久保田ロスが半端ないです。私。

穂高「君、それは仕事をしている場合はないだろう?」

はて?どうした穂高さん。

佐田寅子「私が立ち止まれば婦人たちの法曹界に携わる道が途絶えてしまう」

寅子は重い責任を背負っています。

穂高「雨垂れ石を穿つだよ。君の犠牲は決して無駄にならない」佐田寅子「つまり先生は…私は石を砕けない雨垂れの一粒でしかない。無念のうちに消えていくしかないとそうお考えですか?」

寅子ブチギレ案件です。

穂高「人にはその時代時代ごとの天命がある」佐田寅子「こうなることがわかっていて私を女子部に誘ったのですか?」佐田寅子「私は今”私の話”をしているんです」

寅子さらにブチギレ案件です。

穂高「あんまり大きな声を出すとお腹の中の赤ん坊が驚いてしまうよ」佐田寅子「なんじゃそりゃ」

なんじゃそりゃですよね、本当に。

轟「赤紙がきた。法曹の道を極めたいところだが佐賀に帰らねばならない」

轟ー!悲しすぎます…

轟「これから男たちはどんどん兵隊に取られていく。お前の仕事がどんどん増えていく」

轟、無事に帰ってきてくれよ…待っておるぞ

山田よね「お前は一人じゃない」

どうしたよねさん?あんたが早く高等試験に受かってくれれば…!(学力の問題は難しいですね、無理言ってごめんなさい…!)がんばれよねさん!

(39)のダイジェスト

雲野「ご懐妊のことならもう聞いた」

それ、一応本人の意思を確認してからおおっぴらにしてあげてー

雲野「弁護士の仕事は休んで子育てに専念するのが大事」

うんと言いたいけれど、ノーとも言いたい難しい気持ちです。(=うんNO)

語り「寅子は去っていくよねを見ることができませんでした」

増野「このご時世、不真面目な商売はあがったりでさ」「軍歌のレコードかけて喫茶と街のよろず相談で細々生きている」

佐田寅子「怒っているわよね」

山田よね「いちいち悲劇のヒロインぶりやがって」

山田よね「お前には男に守ってもらう、そっちの道がお似合いだろ」

まさかあの魔女5人組の中で、寅子とよねさんが最後まで残るとは思いませんでした。それにしてもよねさん早く合格してな!

直虎さん
直虎さん

学力や地頭に関しては克服が難しいこともありますよね…難しい試験ですから…!

佐田寅子「じゃあ私はどうすればよかったの」

人生後悔することばかりです。そうやって生きていくことが人間の宿命なのかもしれませんし、そうではないのかもしれません。

直虎さん
直虎さん

どっちなのよ!

山田よね「心配ご無用。女性の弁護士はまた生まれる。だからこっちの道には二度と戻ってくるな」佐田寅子「言われなくてもそのつもりよ」

佐田寅子「今日、法律事務所に辞表を出してきました」

佐田寅子「お母さんのいう通り、歩いても歩いても地獄でした。私なりに頑張りました。けれども降参です」

語り「こうして寅子の地獄に日々は幕を下ろしました」

語り「地獄から一歩外で出ると淡々と静かな平穏が待っていました」

語り「寅子が仕事を辞めたことを優三は何も言いませんでした」

ラジオ「神宮外苑競技場で出陣学徒の壮行会」

猪爪花江「便りがないのはいい知らせ」

佐田寅子「お兄ちゃんは?便りはあった?」猪爪花江「なんだか直道さんらしくない文面でつまらない」

猪爪花江「時々、直道さんがいないので寂しくて涙が出ちゃうの」

語り「家の地所を軍に引き渡すことに」

佐田寅子「大きくて立派なはママ…」

佐田寅子「気持ちいいね、優未」

(40)のダイジェスト

小泉「女子部が閉鎖されることになりました」

小泉「今年は高等試験自体が実施されない」

語り「寅子が10年以上にわたって切り開いてきた女性法曹の道は完全に途絶えてしまいました」

軍人「佐田優三のお宅はこちらでしょうか」視聴者「絶望」

語り「この日がいつか来ることは寅子もわかっていました」

佐田寅子「自分が弁護士として出世したいばかり結婚してすぐ弁護士辞めて…」

佐田優三「はて?」佐田寅子「ふざけないで」

佐田優三「トラちゃんの、はて?便利だね」

佐田優三「僕の大好きな何かに無我夢中になってるトラちゃんの顔」

佐田優三「トラちゃんが後悔しないで人生を生き抜いてくれることが僕の願い」

佐田寅子「虎は千里を行って千里を帰る…」

佐田寅子「五黄の虎生まれの私が力を込めたお守りです」佐田優三「心強いな〜」

猪爪直言「佐田優三くんの武勇長久を祈って万歳」一同「万歳、万歳」

終わりに

いかがでしたか?今回は「NHK連続テレビ小説|虎の翼|第8週|女冥利に尽きる?」のあらすじ・感想を少しエンタメ風に紹介しました。少しでも本記事が参考になりましたら幸いです。

○次の話(第9週)はこちら!

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それでは今回はこの辺で!

作品情報

NHK連続テレビ小説|虎の翼

虎に翼
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