光る君へ|第11回「まどう心」のあらすじ・感想

エンタメ風☆あらすじ紹介
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エンタメ作品のあらすじを偏屈おじさんが少しエンタメ風に紹介する「エンタメ風☆あらすじ紹介」。

今回は、2024年3月17日に放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ・第十一回」のあらすじ・感想を紹介します。

前回(第十回)のあらすじ・感想はこちら!

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「光る君へ」とは

NHK大河ドラマ「光る君へ」は、執筆されてから1000年以上も経った令和においても愛される不朽の名作「源氏物語」を書いた「紫式部」を描いた物語です。主人公の「紫式部」を演じるのはテレビCMやドラマでもお馴染みの「吉高由里子」さん。

テレビっ子の僕はどうしても「トリス」「三井住友銀行」「J:COM」のイメージが抜けず、吉高さんを見ると、それらのCMを思い出してしまいます。長きにわたってテレビCMやテレビドラマにも多数出演されている人気の女優さんです。

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第十一回あらすじ

初回放送日: 2024年3月17日

兼家(段田安則)の計画により花山天皇(本郷奏多)が退位し、為時(岸谷五朗)は再び官職を失うこととなった。まひろ(吉高由里子)は左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父が復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家の決定を覆すことはできないと断られる。諦めきれないまひろは兼家に直訴するが…。一方、東三条殿では道隆(井浦新)の嫡男・伊周(三浦翔平)らも招いて宴が催され、栄華を極めようとしていた。

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/J15LXY6Q5Q/(公式HP第十一回「まどう心」より引用※2024年3月17日閲覧)

第十一回感想

前回の第十回と合わせて今回も、まひろ&道長のイチャコラが少し見れる回でした。少しですけどね。二人の間には結びつくことのできない悲しい定めでもあるのでしょうか。二人を応援しているだけあって、僕もなんだか悲しいです。

そして、藤原兼家の圧倒的な存在感もポイントでしたね。この時代、兼家を敵に回してはいけないなと直感的に思っていましたが、いよいよ兼家の、藤原家の時代がやってきた感じがします。過去に背いた為時(まひろ・父)はお先真っ暗感がありますが、まあ自分の行いなので致し方ないでしょう…。

それにしても、花山院(元・花山天皇)は本当にかわいそうです…!物語終盤で、まひろと道長に入ってしまった亀裂も気になりすぎてもう眠れません…!

名言迷言ダイジェスト

ここからは作中で印象的だったセリフを元にダイジェストをお送りします。

セリフは正しい記載を心がけていますが一言一句正確ではありません。

ニュアンスをお楽しみください。

えいちゃん
えいちゃん

中年おじさん(管理人)はあまり記憶力がよくないんです…なるべく正しいセリフ表記を心がけますがあらかじめご了承ください…!

まじめな<br>遊び人
まじめな
遊び人

・・・

「新しい帝は僅か7歳。これからは摂政様の思いのままだ」

藤原為時(まひろ・父)が内裏で起きたことをまひろ達家族に伝えるシーンより。次の帝は7歳ということで、その摂政である藤原兼家(藤原道長・父)が権力を思いのままにすること間違いなしということを述べていました。兼家の意に背いた為時の運命やいかに。どうなる為時。

「まさかあの帝が出家するなんて。まだ19だぞ」「世を捨てるには若すぎるだろ」

内裏で若い有望貴族達が帝の出家に関して噂しているシーンより。花山天皇がまさか19歳で出家されるなんて都中びっくりでしょうね…!

「摂政様の決断はすなわち帝のご決断」

倫子がまひろに放った台詞。摂政様摂政様とうるさいのですが、摂政様はそんなに偉いのでしょうか。よしこ様を純粋に愛していた花山天皇(現・花山院)を騙して、権力を得る藤原兼家(現・摂政)が人間としてはいけ好かないただの策略家でしかないと思います。(摂政自体はものすごく偉いですけどね…)

「摂政様はあなたがお会いできる方ではありません」

倫子が珍しく強い口調でまひろに反対するシーンより。え、倫子も権力者に弱いのか、はたまた、まひろがあまりに無謀なことをしていたのでしょうか。倫子さんが今後、登場回数を増やす予感です。

「お目にかかれて恐悦至極に存じます」

まひろが藤原兼家に、為時(まひろ・父)に官職を与えてほしいと懇願をするシーンより。言葉遣いが非常に上品で印象的なシーンです。僕も恐悦至極に存じますと言ってみたいものです。

「ワシの元を去ったのはそなたの父であるぞ」

兼家がまひろに言い放つ台詞。その通り、正論ですね。どのつらを下げてここにきたと言うシーンはとても迫力がありました。

「ひとたび背いたものに情けをかけはせぬ」

こちらも兼家がまひろに放った台詞。為時に背かれたことを、めちゃくちゃ根に持っていますね。藤原兼家は、心の狭さは平安時代でも随一だったのかもしれません。

「ワシの目が黒いうちはそなたの父が官職を得ることはない」

こちらも兼家がまひろに放った台詞。言い切りました。これはまひろも為時も絶望ものです。

「客人とはどなたですか?」「虫けらが迷い込んだだけじゃ」

道長が父・兼家に客人はどなたかと聞いたシーンより。虫けらとはひどい言いようです。虫けらなのはお前の方だと言いたいところですが、僕も権力者に弱いので、ここは大人しく「摂政様」と崇めておきましょう。

「すげなく追い返されました」

まひろが追い返されたことを、佐々木蔵之介さん演じる貴族(藤原宣孝)に説明するシーン。ただただ追い返されたシーンですが、言葉がとても上品ですね^^

「お前すごいな。会えただけで途方もないことだぞ」

まひろが佐々木蔵之介さん演じる貴族(藤原宣孝)に言われた台詞。佐々木蔵之介さんの驚いた表情もかっこよくて素敵です。

「摂政様に直談判か」

こちらも、まひろが佐々木蔵之介さん演じる貴族(藤原宣孝)に言われた台詞。偉い人に物おじせずに直談判できるまひろもなかなかに肝の据わった女性ですね!

「北の方にこだわらなければ」

佐々木蔵之介さん演じる貴族(藤原宣孝)がまひろに言った台詞。正妻にこだわっているまひろと、そうではなくても結婚することが重要だと述べる蔵之介さんとの議論が続きます。

「もっと男を信じろ、まひろ」

こちらもまひろが佐々木蔵之介さん演じる貴族(藤原宣孝)に言われた台詞。平安時代の男を信じろとはなかなかに難しいことではあると思います。

「若くて、ワシのような男はおらんかのう」

佐々木蔵之介さんが演じる貴族(藤原宣孝)がまひろに半分告白をするシーンより。いや、これ歴史を知っているものからするとキュンキュンとすると言いますか、痺れる展開ですね。

「直盧(じきろ)」

語り手の台詞。兼家が摂政として自らの執務室として設けた場所のことを指すようです。

「兼家は息子達を露骨に昇進させていった」

語り手の台詞。露骨に昇進させていったはある意味でパワーワードですね…!

「あきこは国母となり皇太后の称号を授与される」

語り手の台詞。道長・姉も国母(こくも)となり、とても偉くなりました。親族や親戚が天皇になるのはそれだけの力があるということですね…!

「男は座る地位で育つのです。自信のない地位くらいがちょうど良いのです」

これは名言。藤原兼家の愛人(藤原道綱・母)が放った台詞。この愛人さん、最強です。

「高御座(たかみくら)」

語り手の説明より。天皇の即位の際に利用される施設。ここで事件が起きるのです…!

「おん しゅちり きゃらろは うんけん そわか」

花山院(元・花山天皇)が恨むも込めて?唱え続けていた読経。耳から離れないリズムが心地よかったです^^花山院の迫力ある演技も素敵ですね!

「鴨川に捨ててまいれ」

道長が高御座で起きたことを目撃した人に対して放った台詞。鴨川に捨ててまいれはパワーワードですね^^鴨川周辺の雰囲気が好きなので、また行きたくなりました!

「穢れてなぞおらぬ」

道長が高御座で起きたことを目撃した人たちに対して放った台詞。道長さんよ、あなたの心は穢れてしまったのか。道長ファンの僕としては悲しい台詞です。

「新しい帝が即位された。それが全てだ」

藤原兼家が藤原道長に放った台詞。どんなパワープレイなんじゃいと思いつつ、結果が全てでもあるので、やはり兼家はすごい人だなと思います。

「笑裏蔵刀(しゅりぞうとう)」

父(藤原道隆)は顔は笑っていながらもヤイバを隠し持っていますと藤原伊周(これちか)が語るシーンより。

伊周はヤイバはなくてもやばいやつと言うことがわかりました。メモしておきましょう。いずれ、道長の敵になるかもしれませんからね。それにしても三浦翔平さんはかっこ良すぎます。

「これから先は道隆の世である」

藤原兼家が藤原道隆一家に語るシーン。まあ、そりゃ長男ですからね。次男や三男のやりきれない気持ちも出てきてしまいますよね…。

「この宴はなんでしょうか」「なぜ私がここに呼ばれておらぬのですか?」

藤原道兼が自分が呼ばれていない宴を目撃したシーンより。道兼が怒っています。あのドヤ顔道兼が怒っています。藤原三兄弟の覇権争いも熾烈を極めそうですね。

「お前が道を切り開いてくれたと思っている」

藤原兼家が息子の藤原道兼に放った台詞。道兼さん、あなたの父は策士でありますぞ、口車に乗せられてはいけません。

「人の浮き沈みをいろいろ見てきました」

道長が蔵人で貴族に話を聞くシーンより。蔵人で活躍するのは苦労の度もすごいのですね…!人の浮き沈みなど見たくはありません…悲しい世の中です。

「父上が官職をもらえる日が来たら、また戻ってきてね」

まひろが家を出て行くお手伝いさん達にかけている台詞。明るい口調で語りかけていますが、あの極貧時代が戻ってきてしまう可能性もあると考えるとなんだか切ない台詞です。

「君や来む 我やいかむの いさよいに 真木の板戸も ささず寝にけり」

作中で平安女子達が歌の勉強をしているシーンより。女子は殿御をひたすらに待つことしかできないということがうたわれているものです。

「寝てしまったことにしないと自分が惨めになるから…と思ったのではないですか?」

こちらは先の歌の解釈をめぐって、まひろが放つ台詞。相変わらず鋭い考察です。周りの平安女子達がキョトンとしています。

「言葉の裏に込められた想いを感じ取れるようになると良い歌が詠めるようになります」

平安女子会の指導役(衛門)からのありがたいお言葉。こちらも第十一回の中で随一の名言です。平安時代も令和の時代も言葉の裏に込められた想いをどう読み解くのか、これはとても重要な能力だと感じます。

「殿御から山のように文が届いていると」

まひろが倫子に放った台詞。倫子様もモテモテなのですね。美人で身分も高い倫子様は無敵です。

「私、いま狙っている人がいるの」「必ず夫にします。この家の婿にします」

倫子がまひろに放つ台詞。あの温厚な倫子さんが強気なお姿がなんだか新鮮に感じました。倫子さん、今あなたが目の前で話しているのが恋敵ですよ、多分。もし、知っていてこのセリフを言っているのだとしたら、それはそれで倫子殿も猛者ということになりそうです。

「妻になってくれ」

道長がまひろに放った台詞。シンプルでまっすぐな愛の言葉ですね。

「まひろの望む世を目指す。そばにいてくれ」

こちらも道長がまひろに放った台詞。先ほどと同じくシンプルでまっすぐな愛の言葉ですね。

「北の方は無理だ」「心の中で一番でもいつかは北の方に・・・」

道長がまひろに放った台詞。出世するためには身分の高い方との結婚が必要であり、まひろを北の方にすることはできないと告げる道長。切ないですが、道長が正しいと思います。確かに道長のいうように、まひろはややワガママが過ぎるような気がします…辛い境遇がある前提ではありますが…。

「どうすればお前は納得するのだ」

道長がまひろに放った台詞。どうすればいいか分からない苛立ちをまひろにぶつける道長。どうした道長。

「勝手なことばかり言うな」

道長がまひろに放った台詞。どうした道長。本当にどうしたのだ。道長。愛している人に対して、なぜそんな言葉を使うのか。道長らしくないぞ。怒らないのが道長(三郎)の良さじゃないか。と思いつつも、流石にまひろのワガママもすぎるので道長が怒る気持ちも分からなくはないです。

まとめ

いかがでしたか?今回は「光る君へ第十一回のあらすじ・感想を少しエンタメ風に紹介しました。少しでも本記事が参考になりましたら幸いです。

○次の話(第12話)のあらすじ・感想はこちら!

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作品情報

大河ドラマ「光る君へ」

大河ドラマ「光る君へ」
【NHK公式】大河ドラマ「光る君へ」(2024年)。主人公は紫式部(吉高由里子)。 平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性。彼女は藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物...

動画配信・見逃し配信情報

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