エンタメ作品から学んだことをそれっぽく紹介する「エンタメは為になる」。
今回は、2024年2月4日に放送された大河ドラマ・光る君へ第5回「告白」から学んだことを紹介します。
「エンタメは為になる」自体に興味がなく、「光る君へ」第5回あらすじに興味がある方はこちらをご覧ください^^
「エンタメは為になる」とは
エンタメは娯楽の一環で、楽しみ方は人それぞれであることは承知しています。その上で、僕は「エンタメは為になる」と信じて、日々エンタメ作品を観ています。
世の中の作家さん達が生み出した素敵なエンタメ作品から、勝手に「人生のバイブル」を見つけて紹介しようという企画、それが「エンタメは為になる」です。
「光る君へ」とは
NHK大河ドラマ「光る君へ」は、執筆されてから1000年以上も経った令和の現在においても愛され続ける不朽の名作「源氏物語」を書いた「紫式部」を描いた物語です。主人公の「紫式部」を演じるのはテレビCMなどでも「吉高由里子」さん。
テレビっ子の僕はどうしても「トリス」「三井住友銀行」「J:COM」のイメージが抜けず、吉高さんを見ると、それらのCMを思い出してしまいますが、長きにわたってテレビCMやテレビドラマにも多数出演されている、人気の女優さんです。
第5回あらすじ
初回放送日: 2024年2月4日
道長(柄本佑)が右大臣家の子息であり、6年前に母を手にかけた道兼(玉置玲央)の弟であることを知ったまひろ(吉高由里子)はショックを受けて寝込んでしまう。事態を重く見た、いと(信川清順)はおはらいを試みる。一方、まひろが倒れたことを聞いた道長は、自らの身分を偽ったことを直接会って説明したいとまひろに文をしたためる。直秀(毎熊克哉)の導きでようやく再会することができたまひろと道長だったが…
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/M9NYX64P3N/(公式HP第5回「告白」より引用※2024年2月12日閲覧)
為になるポイント
今回紹介する「為になるポイント」は3つ。当たり前のことかもしれませんが、人生を上手に歩むには大事な3つのポイントかもしれません。
自責女子と他責男子
作中で「まひろ」が「道長」と会えた際に、道長に対して放った「母上が死んだのは私のせいなの」というセリフ。道長に「五節の舞姫」として倒れてしまった経緯を話している最中に、今まで自分でも気づいていなかった(気づきたくなかった)本当の気持ちに気づいてしまった「まひろ」。
最愛の母親をあんな理不尽な目に合わせてしまったのは「道兼」であることは間違いない、間違いないがその原因を作ったのは間違いなく私、私が三郎に会いたいと思わなければよかったんだ…と苦悩の胸のうちを吐露するのでした。
「まひろ」さんはめちゃくちゃ自責女子でしたね…!
自責女子(自責人間)は自分に非があると思って日頃から改善していくからいずれ成長するわよ、きっと…!
そんな自責女子に対して、あまりに対照的に映っていたのが「他責男子」こと「藤原道兼(藤原道長・兄)」。「まひろ」の告白を聞いた後に屋敷に戻り、感情を露わにして兄を殴る「藤原道長」。
殴られた道兼は自分は悪くないと道長に訴える。あの日、俺(道兼)を苛立たせたお前(道長)が悪い、あの日俺を苛立たせた女(まひるやその母)が悪いと心のそこからの本心でそう述べるのでした。
圧倒的他責男子…!
他責というか、もう人としてどうなの?レベルですね…!
他責男子(自責人間)は自分に非がないと思って日頃から改善しないから成長も遅いわよ、きっと…!
自責の念が強すぎるとそれはそれで苦しいですが、他責の念を抱くよりは圧倒的に「成長」できると僕は思っています。まあ、多少なりとも「自責」「他責」の念は混ざるものかと思いますが、それにしても「道兼」の超他責発言には流石に少し引いてしまいました…!
遊び人
自責の念は強すぎるのもよくないからバランスが大事だよ!
6年前のことはそう簡単には忘れない
2024年はさまざまな週刊誌報道などもあり、数多くのスキャンダルが世に出回っています。7年前や10年前、中には20年近く前のトラブル?まで証言する人がいて、なんだか泥沼化していますが、少なからず6年〜7年ほどであればトラウマレベルのことは鮮明に覚えている可能性も高いです。
作中では「まひろ」が第4回で「五節の舞姫」として舞を披露した際に6年前の仇である「道兼」の顔を観て、すぐに母親をあやめた人間だと把握するあたり、6年も前のことでも人は鮮明に覚えている可能性もあるんだなと思いました。
「記憶にございません」といえばそれで解決してしまう世の中ではありますが、人間の記憶を舐めてはいけないなと思ったエピソードです。
令和は平安時代に比べて情報量も多いから6年前のことなんてほとんど覚えていない人も多いよ。憶測で決めつけるのはよくないよ…!
遊び人
ごめんなさい…
まひろのお父さんは、6年前の悲しい出来事や母をあやめた憎むべき相手の顔を「まひろ」が忘れていることにかけたようですが、そんなはずがありますか?ないはずですよね。普通に考えればわかることだと思いますけど…。
何年も前の出来事だから相手も覚えていない(またはうろ覚え)だろうとたかを括るのではなく、相手が覚えている可能性も視野に入れて、自身の行動を判断していくことが無難だと考えるようになりました。
帝が誰でも変わらない?大事なのは帝を支える者?!
これは道長が道長・父(右大臣)に放ったセリフにも表されるように、道長自身の思想そのものであると考えます。藤原道長の俯瞰力を象徴するような目の覚めるようなセリフで、今後も何度か登場するであろう重要な思想の一つかと思います。
例え、帝が誰であってもその周囲で支える人間こそがしっかりしていれば問題ないし、周囲の人間がダメダメであれば政も首尾よく進まないのではないかと道長は考えています。
大事なのはTOPではなく、それを支える周囲の人々という、摂関政治で最大権力を作り上げた藤原道長その人の考えが色濃く反映された言葉ですね^ ^
これって平安時代だけではなくて、令和も同じで誰が総理大臣をやるかじゃなくて…
遊び人
な、ながやすくん!政治的な話は炎上しちゃう可能性も高いからやめよう!
…。
まとめ
いかがでしたか?今回は「光る君へ」第5回を観て学んだ3つのことを紹介しました。皆さんにとって、「為になったポイント」はありましたか?少しでも本記事が参考になりましたら幸いです。
おじさん、真面目に記事を書く気ありますか…?
遊び人
もちろんあるよ!
おじさんの記事、界隈で馬鹿にされていますよ…!
遊び人
いいんだよ、だってそもそも、こんなくだらない記事を観ている暇人であるその人自身が悪いじゃん。不快な思いしたって、その人がこの記事を観なければよかったのであって、むしろその人がスマホや PCを持っているのが悪いのであって、明らかにその人が悪い。僕は何も悪くない
自責の念が入り込むスペースがないくらい圧倒的に他責男子…
道兼兄さん並みに他責男子ですね…!
(まだこう)
で、でも、今回も、なんだかんだで、為になったね〜
遊び人
為になったよ〜
・・・
・・・
(いつか関係各所から怒られるよ…)
光る君へ|第3回「謎の男」を観てはこちら
光る君へ|第4回「五節の舞姫」を観てはこちら
光る君へ|第6回「二人の才女」を観てはこちら
「光る君へ」に興味がある人はこちらもおすすめです!
作品情報
大河ドラマ「光る君へ」
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