エンタメ作品から学んだことをそれっぽく紹介する「エンタメは為になる」。
今回は、2024年2月11日に放送された大河ドラマ・光る君へ第6回「二人の才女」から学んだことを紹介します。
「エンタメは為になる」に興味がなく、「光る君へ」第6回あらすじに興味がある方はこちら!
「エンタメは為になる」とは
エンタメは娯楽の一環で、楽しみ方は人それぞれであることは承知しています。その上で、僕は「エンタメは為になる」と信じて、日々エンタメ作品を観ています。
世の中の作家さん達が生み出した素敵なエンタメ作品から、勝手に「人生のバイブル」を見つけて紹介しようという企画、それが「エンタメは為になる」です。
「光る君へ」とは
NHK大河ドラマ「光る君へ」は、執筆されてから1000年以上も経った令和の現在においても愛され続ける不朽の名作「源氏物語」を書いた「紫式部」を描いた物語です。主人公の「紫式部」を演じるのはテレビCMなどでも「吉高由里子」さん。
テレビっ子の僕はどうしても「トリス」「三井住友銀行」「J:COM」のイメージが抜けず、吉高さんを見ると、それらのCMを思い出してしまいますが、長きにわたってテレビCMやテレビドラマにも多数出演されている、人気の女優さんです。
第6回あらすじ
初回放送日: 2024年2月11日
まひろ(吉高由里子)は道長(柄本佑)と距離を取るため、そのライバルの左大臣家で間者を続けることを決断。一方、道長は道兼(玉置玲央)の口から、まひろの母の事件をもみ消したのが兼家(段田安則)であることを知り、一家が背負う闇の深さに戦りつを受ける。そんな中、宮中で勢いを増す義懐(高橋光臣)一派に対抗するため、道隆(井浦新)は若い貴族たちを招いて漢詩の会を催すことに。参加を申し出たまひろだったが…
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/M9NYX64P3N/(公式HP第6回「二人の才女」より引用※2024年2月12日閲覧)
為になるポイント
今回紹介する「為になるポイント」は3つ。当たり前のことかもしれませんが、人生を上手に歩むには大事な3つのポイントかもしれません。
おかしきことこそめだてけれ(オカシイことそこ大事)
作中で「まひろ」が「直秀」に言われるセリフです。貧しい貧民・平民にとっては貴族の優雅な生活譚よりも、辛いことも忘れることができるとにかく「面白い」話を好むものだと「直秀」が語るシーンがあります。
散楽においても通じる真理であり、この考えはのちの「源氏物語」創作にも大きく影響を与えたセリフなのでは僕は考えています。
正しいことを書いたり、伝えることももちろん大事ですが、小説や演劇・散楽などにおいては、まず読み手や観覧者に楽しんでもらえる・面白いと思ってもらえるように創作することが大事なのではないかとこのエピソードを観て感じました。
「おかしきことこそめだてけれ」この言葉を大切に今後も記事を執筆していければと思います。
おじさんは面白さを狙って空回りしてる気が…
(まだこう)
面白い素養がない遊び人さんが何やっても無駄ですよ!
遊び人
…。
面白さと悪ふざけは全くの別物なので勘違いしないでくださいね…!
(まだこう)
よっ!自己満ど滑りおじさん!
遊び人
…。
(ひどい言われようね…)
帝がどのような方であろうと、それを支えるのが賢くないと…
前回の第5回でも道長が述べていたセリフに近い発言が今回も登場。繰り返し登場するということは重要な意味を持つセリフなのかと思います。
(何より道長の摂関政治そのものなので普通に考えても重要ですな気がします!)
TOPがだれかも大事ですが、何より大事なのはそれを支える人たちであるという平安時代だけでなく、数千年後の令和においても通ずる理だと考えています。
これって平安時代だけではなくて、令和も同じで誰が総理大臣をやるかじゃなくて…
遊び人
な、ながやすくん!政治的な話は炎上しちゃう可能性も高いからやめよう!
…。
漢詩(文章)にはその人の特性が出る
作中で、有望な若者貴族を自陣に取り込むために「藤原道隆(藤原道長の兄)」は漢詩の会を開くことにしました。
会を開催するにあたって、漢詩の腕前を若者たちが披露する場を設けつつ、そこで若者たちが何を思っているのかを把握しようというのも目的の一つだという道長兄。「漢詩にはその人の特性が出る」となんだか深い言葉を述べつつ、自信満々で漢詩の会を開催するのでした。
漢詩の会当日には「まひろ」と「キキョウ(のちの清少納言)」も参加。藤原道長も参加しています。ここで各々がお題に応じて漢詩を考えて詠む場面があるのですが、本当に人それぞれな歌が詠まれます。
道隆の述べた「漢詩にはその人の特性が出る」という言葉通り、漢詩の中にはその人が考えること・感じることなどが自ずと込められていましたし、力量もはかるという意味でも漢詩の会はとても意義あるものになったようです。
漢詩の会をすることで、若手有望株の力量や思考などを把握(ある意味で監視・牽制)することもできた藤原道隆や見事な歌を読み上げた関白の息子、そして恋の歌を詠んだ藤原道長。彼らが今後、権力の中枢をになっていくのでしょうか?
漢詩で監視するといっても過言ではないですね…!
ダジャレ…
まとめ
いかがでしたか?今回は「光る君へ」第6回を観て学んだ3つのことを紹介しました。皆さんにとって、「為になったポイント」はありましたか?少しでも本記事が参考になりましたら幸いです。
おじさん、真面目に記事を書く気ありますか…?
遊び人
もちろんあるよ!
根本が面白くないのに面白く書こうとして、ただ滑っているだけですもんね…!がんばってますよ…
・・・
(まだこう)
で、でも、今回も、なんだかんだで、為になったね〜
遊び人
為になったよ〜
・・・
・・・
(いつか関係各所から怒られるよ…)
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作品情報
大河ドラマ「光る君へ」
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