エンタメ作品から学んだことをそれっぽく紹介する「エンタメは為になる」。
今回は、2024年2月25日に放送された大河ドラマ・光る君へ第八回「招かれざる者」から学んだことを紹介します。
「エンタメは為になる」に興味がなく、「光る君へ」第八回あらすじ・感想に興味がある方はこちら!
「エンタメは為になる」とは
エンタメは娯楽の一環で、楽しみ方は人それぞれであることは承知しています。その上で、僕は「エンタメは為になる」と信じて、日々エンタメ作品を観ています。
世の中の作家さん達が生み出した素敵なエンタメ作品から、勝手に「人生のバイブル」を見つけて紹介しようという企画、それが「エンタメは為になる」です。
「光る君へ」とは
NHK大河ドラマ「光る君へ」は、執筆されてから1000年以上も経った令和の現在においても愛され続ける不朽の名作「源氏物語」を書いた「紫式部」を描いた物語です。主人公の「紫式部」を演じるのはテレビCMなどでも「吉高由里子」さん。
テレビっ子の僕はどうしても「トリス」「三井住友銀行」「J:COM」のイメージが抜けず、吉高さんを見ると、それらのCMを思い出してしまいますが、長きにわたってテレビCMやテレビドラマにも多数出演されている、人気の女優さんです。
第八回あらすじ
初回放送日: 2024年2月25日
倫子(黒木華)たちの間では、打きゅうの話題で持ち切り。斉信(金田哲)らの心無いことばを聞いたまひろ(吉高由里子)は心中穏やかでない。そんな中、宮中で兼家(段田安則)が倒れる。安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)のお祓いが行われるが効果はなく、道長(柄本佑)ら兄弟が看病にあたる。一方、為時(岸谷五朗)を訪ねて道兼(玉置玲央)がまひろの家に突然現れる。母の仇と対峙することになったまひろだったが…
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/RYMZLPJ2MX/(公式HP第8回「招かれざる者」より引用※2024年2月25日閲覧)
為になるポイント
今回紹介する「為になるポイント」は3つ。当たり前のことかもしれませんが、人生を上手に歩むには大事な3つのポイントかもしれません。
セレンディピティ(偶然性)の重要さ
前回第七回、前々回第六回でも物語を前に推し進めてくれて「こまろちゃん」(猫)。
猫ちゃんの気ままな行動によって予期せぬ事態が引き起こされていく本作。数話続けて間違いなくキーマン、もといキー猫である「こまろ」。
「こまろ」のおかげで良くも悪くも起こり得なかったことが起こったり、聞きたくなかった話を聞いてしまったりと、セレンディピティ(偶然性)は時に人生に絶妙なスパイスを与えてくれます。
「人生何があるかわからない、だから面白い」という言葉があります。僕の尊敬するお笑いトリオ「ジャングルポケット」さんたちのネタのセリフです。この言葉を大切に偶然を楽しみながら生きていこうと思います。
ちなみに「セレンディピティ」とは「偶然の幸運を手に入れる力」のことです。おじさんは知ったかぶりをしていますが、少々意味を履き違えています。ご了承ください。
(まだこう)
知ったかぶりかよ・・・
遊び人
ふふふ、実は「こまろ」の活躍によって、偶然にも幸運をもたらされている人物が二人いるんだよ。ふふふ、それは倫子と道長なんだよね。ふふふふふ
社会科の教員免許を持っているからって、歴史から先回りして結論を考えるのやめてくれますか?あと倫子の笑い方のマネもやめてくれますか?
(まだこう)
・・・
今後、物語がどう進んでいくかは分かりませんが、どうも「こまろ」は道長と倫子の仲をくっつけようとさせているような気がするんです。
「こまろ」が登場すると大概、二人の仲を近づけるきっかけになったり、逆に二人の間を邪魔する可能性がある一番手(まひろ)と道長を遠ざける働きをしていて、まひろ推しの僕からすると悪魔の猫でしかありません…!
そう言う意味では、倫子や道長は「セレンディピティ」があるのかもしれませんね^^
悪魔猫「こまろ」の今後の活躍にも注目ですね…!
悪魔猫は流石に炎上すると思うわ・・・
遊び人
すいません・・・
時空や時代を超えても共通するもの
また今回の第八回では令和で生きる僕らにとっても馴染み深い、既視感のあるようなシーン、セリフがいくつか登場していました。そう思った方も一定いるのではないでしょうか?
第八回で、直秀とまひろのやりとりにこんなシーンがあります。
直秀:「都の外は面白いぞ」
まひろ:「都の外はどんなところ?」
(中略)
まひろ:「海?観たことないわ」
直秀:「海の向こうには彼の国がある」
(中略)
直秀:「所詮、都は山に囲われた鳥籠だ」
このセリフ、アニメ好き、漫画好きの方には何だか既視感があるシーンではないでしょうか。
そうです、あの超人気漫画「進撃の巨人」主人公のエレンとアルミンが壁の外について語り合うシーンに通じるものがあるではありませんか・・・!
「日本の平安時代」でも「巨人たちに人類が支配された壁に囲まれた世界」でも真理は通じていて、人々はまだ観ぬ世界への好奇心に駆り立てられるものなのです。
なに言っているんですか・・・?この人・・・
(まだこう)
遊び人さんは進撃の巨人が好きすぎて、教員免許を取得する際の学内模擬授業で江戸時代の鎖国を進撃の巨人の世界に見立てながら説明していたらしいよ・・・訳がわからないね
遊び人
鎖国と進撃の巨人の世界観は似てるよ…!
・・・
読み手の数だけ感じ方がある、それが文学でありエンタメである
長い年月を経た今でも読み継がれる源氏物語の作者の物語「光る君へ」。人気の大河ドラマとあって多くの方がご覧になっていることと思います。
多くの人が作品を楽しんでいて、放送後のX(旧Twitter)もとても盛り上がりを見せていますね^^それらを観ていて感じることは、作品の感じ方は観る人によって本当に様々だということ。
先ほど触れたように、まひろと直秀のやりとりから「進撃の巨人」を想起するお馬鹿さんもいれば、
右大臣の瘴気を取り除くために祈祷をする以下の緊迫したシーンでお馬鹿な想像をしてしまう人もいます・・・。そのシーンがこちら。
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祈祷師:「お前の名は!」
霊:「・・・よしこ」
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もうね、「君の名は」が大好きな僕はこのシーンが「君の名は」にしかみえませんでしたし、よしこと聞くとガンバレルーヤのよしこの姿が浮かんでしまうくらい現在の世界に毒されています。祈祷師に祓ってもらいたいくらいですね。
・・・
僕たちが感じることは、それまでの人生で経験してきたことによって構成されると僕は考えています。その中には偶然観てきたこと、偶然経験したこともきっとありますよね。
そんな偶然経験できたことも含めて、今感じていること、考えていることをぜひ行動に移して、未来の自分に繋いでいくことこそが、シンプルだけども本質的な「セレンディピティ」なのかもしれませんし、そうではないかもしれません。
作中の道兼のように「招かれざる者」が突然来訪してきたとしても、「セレンディピティ」を大切に適当に対処し、何かしら次に繋げるようにするとより良い未来を歩めるかもしれませんね…!
・・・
まとめ
いかがでしたか?今回は「光る君へ」第八回を観て学んだ3つのことを紹介しました。皆さんにとって、「為になったポイント」はありましたか?少しでも本記事が参考になりましたら幸いです。
おじさん、真面目に記事を書く気ありますか…?
遊び人
もちろんあるよ!
流石に今回はふざけすぎよ。時間ある時にちゃんと書き直しなさい。読者に失礼よ・・・
・・・
(まだこう)
で、でも、今回も、なんだかんだで、為になったね〜
遊び人
為になったよ〜
・・・
・・・
(いつか関係各所から怒られるよ…)
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作品情報
大河ドラマ「光る君へ」
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